今日のひとこと。204
『木鶏』
木鶏(もっけい)とは、中国の古い言葉で、木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさします。
「他の闘鶏が鳴いても全く相手にせず、まるで木鶏のように泰然自若としている。その徳の前に、かなう闘鶏はいない。」とのことです。
どんなことがあっても惑わされない、徳があり、その道を進む人、の隠喩だそうです。
大相撲の横綱双葉山関は、連勝が69で止まった時、「未だ木鶏たりえず」と打電。
双葉山を尊敬する横綱白鵬関も、連勝が63でとまった時に「いまだ木鶏たりえず、だな」と言いました。
カープでは大瀬良大地選手が大学の監督からこの言葉を送られたそうです。