大学1年生の時、酒まつりに行ったら書道体験ブースがあって、こんなのを書いた。
ポニーテールと酒々(シュシュ)
これを友達がほしいと言って渡したら、引っ越ししてもずっと飾っててくれた。そして今も持ってるらしい。
数年前、路上で字を書いててイヤなことがあり、辞めたくなったことがあった。
そんな時に彼に連絡したら、
「でも、オレはジンの字好きやで。あれ、今も飾ってんで。」
と彼は言った。
僕は号泣してただ「ありがとう」と繰り返した。
これが僕の今の書道の原点。
書かなきゃいけない、じゃなくて、その人のことを思うと自然と書いてあげたい、と思う。
それが僕の大切な人を喜ばせるために僕にできることだから。
そうやって少しでも周りの人を元気にしていけたらいいなって思います。
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